セミナー名 |
失敗しないデータ利活用のための契約・利用規約・プライバシーポリシー |
---|---|
概要 |
データビジネスが加速するとともに、データ契約に関するトラブルが急速に増えております。特徴的なのは、リスクが十分に検討されないまま結ばれたデータ契約によって、様々な法的な問題が生じているケースが非常に多いことです。契約が原因で生じるトラブルは、そのリスクを知ることで未然に防ぐことが可能です。データ契約のリスクや留意点、個人情報保護法の問題点について、経済産業省の「AI・データ契約ガイドライン検討会」作業部会委員を務めた講師が、データ取引に関する豊富な実務経験に基づき、最新の「データ利活用時に関する実務上の問題点」を、わかり易く説明します。
【プログラム】
1.データ取引を行う際の留意点●「私のデータ」という概念はない(データ・オーナーシップに関する議論) ●設定すべきデータの利用権限の内容 ●御社の秘密保持契約書は本当にその内容で大丈夫? ●データの管理とコンタミネーション ●エッジAI技術を利用したデータの提供
2.利用規約に関する実務上の留意点●利用規約でデータの取扱いを規定する際の留意点 ●「 当社は一切損害賠償義務を負わない」旨の免責規定と消費者契約法 ●利用規約とプライバシーポリシーの関係(第三者提供の同意の取得方法) ●民法改正と利用規約(定型約款)
3.個人情報保護法に関する実務上の留意点●利用目的の特定 ●第三者の利用目的を特定することの要否(内定辞退予測率問題を受けて) ●炎上リスクのない第三者提供の同意の取得方法
4.大規模データプラットフォーム利用規約における留意点●情報銀行スキーム ●個人情報を取得しない直接提供型スキーム ●営業秘密性に配慮した情報区分型スキーム
5.ユーザの立場からみたAI開発契約の注意点●AI開発の大きな流れ ●AI(学習済みモデル)の性能保証はできないのか? ●保守、追加学習における実務上の留意点
6.AI関連発明の知財戦略●権利化と秘匿化の選別 ●どのような技術を権利化すべきか ●攻めの特許と守りの特許
|
開催日 |
2019年11月12日(火)
|
開催時間 |
14:00~16:30 (13:30 受付開始) |
会場名 |
トスラブ山王健保会館 (2階会議室) |
会場所在地 |
〒 106-6123
【アクセス】
|
講師名 |
04年京都大学工学部物理工学科卒業。18年4月iCraft法律事務所開設。17年12月経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」作業部会委員、18年7月農林水産省「農業分野におけるデータ契約ガイドライン検討会」専門委員、18年10月特許庁「知財iCraft 法律事務所 弁護士・弁理士 アクセラレーションプログラム(IPAS)」知財メンター。19年6月日弁連知的財産センター委員。 |
受講料 |
19,800円(税込) |
参加条件 |
※事前のお申込が必要となります。 |
主催・協力 |
主催:レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |
問い合わせ先 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |